ひとつの大きな光


家族で常に健康のことを考えた生活をしていましたが、昨年の年末、ある不調を父親が訴えるようになりました。
毎年受けている健康診断を控えていたため、それを待ち、検査結果が出るのを待っていました。
不調を感じ始め、検査結果が出るまで半年近くでしょうか、焦る気持ちと不安がある中、健康には人一倍気を使ってきた父親本人はどこか何でもないと自信すら持っていたのですが、結果、大腸ガンと宣告をされ手術を受けることになりました。

実は、妹が出産を控えていて逆子の為、帝王切開をせざる得ない状況だったのですが、そのことを父親はすごく心配していた中、自分がお腹を切らなくてはならなくなってしまいました。
父親の手術日が決まったタイミングで妹の逆子が直り、安堵する中、手術日をあと1週間と控えた日に妹は娘を無事産みました。
妹と父が掛かる病院は一緒だったため、2日ほど重なり、私たち家族は病院内を行き来する生活を余儀なくされました。

姪っ子の誕生は、手術を控えた父親や私たちの不安に押しつぶされそうな気持ちに大きな光を与えてくれました。
ずいぶん、進行した病変と言われていましたが、ギリギリの状態で転移はなく、今までと変わらずに生活できる段階でした。
この1カ月、いろいろな感情が入り混じる時間でしたが、なんでもない日常のありがたさを改めて感じ、とても幸せに思っています。